2011年03月06日

意外なガンフレンド!

何か嬉しいexclamation&question・・・ニュースを見つけたぴかぴか(新しい)

東大大学院農学生命科学研究科の中山裕之教授が、

この度「忠犬ハチ公」の標本をMRIで再調査したところ、

今まで死因とされていた「フィラリア症」の他に、

肺と心臓に重い「がん」が見付かったそうです 目exclamation

心臓のがんって超珍しくないのかなぁ。。。。。

とにかく、今度渋谷のハチ公に会う時は、「ガンフレンド」として握手してこなきゃ〜わーい(嬉しい顔)揺れるハート


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2008年01月06日

行くぜ、リライフ12年目!

「新年好exclamation」って年が明けて もう6日も経ってしまった・・・・・
まったく時は止められないし、待ってもくれない
でも何事も追われてる立場より追ってる立場の方がずっと楽だし
やる気が出るってもんだグッド(上向き矢印)・・・・・って新年早々
時間とマジ勝負してどうすんだってのあせあせ(飛び散る汗)
 
しかしこの時間との勝負の中で 一度見事に負けて
その場に置いてきぼりにされそうになった「リライフ族」にしてみると
やはり人生の残り時間と真剣勝負したいのかもしれない
そしてこの思いが私の「メッチャやる気」の原動力になっていると思ってる
 
そして今年は「3月にライブをしますexclamation」なんて言ってしまった都合上
まず体が元気じゃなきゃいけないと思い、お誕生日検診から始まって
一応体のあらゆるパーツの検診を受け、すべて決定ぴかぴか(新しい)
良かった良かったexclamation×2  手(チョキ)
 
私がもし あんな恐ろしいガンになんかならず今日まで元気に来ていたら
この12年どんな生き方をしてきただろう・・・・・exclamation&question
性格は変わらないから多分何かはしていて
忙しく動き回ってるハッチャキおばんだと思う ふらふら
でもまず『本』を出すような事はしてないね
闘病日記を書いていたからこそ本になった訳で
普通に生きてたら幸か不幸か本にするネタなどなかったに違いない
従って『出版記念パーティー』など大それた事をする事もなく
又、更に大それた『おばちゃんライブ』など考えもしなかったと思う

そう思うと人生なんて何が良くて何が悪かったのか 良くわからないねexclamation
でも確かに言える事は 病気になったからこそ知った物事・
知り合えた人達の何と多い事かどんっ(衝撃)
このブログも『本』を宣伝する為に頑張って始めた訳で
そうでなければこんな面倒くさい事、振り向きもしなかったかもしれない

な〜〜〜んて言うものの 顔のど真ん中は洞穴だし、嗅覚はないし、
頭とオデコは凸凹だし・・・・・絶対ガンになんかなりたくなかったけど
まっこれは 新年早々「究極の負け惜しみ」として聞いてやって下さい揺れるハート

とにかく12年前 ガンとわかった時の瞬間を思い出すと
本当にやりたいと思った事は今しておかないと、
またいつ時間がパタッと止まってしまう瞬間が訪れるかもしれないでしょexclamation&questionがく〜(落胆した顔)
だから「メッチャやる気」の原動力が「究極の負け惜しみ」だろうが
「オバンの悪あがき」だろうが 今年も前進あるのみexclamation×2手(グー)

今年も『視野と心は無限大・毎日セコセコエコライフ』をモットーに
12年目のリライフ街道を突っ走りたいと思っていますひらめき

それでは皆様 今年もお互いに良い年になりますよう〜〜〜にるんるんるんるん


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posted by リライフ55 at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | リライフ/癌・闘病

2007年07月16日

この子達と共に闘ったリライフの記憶

※はじめてのご訪問の方は、カテゴリからリライフの説明をまずお読みくださいますようお願いします。



実家で何気なく目に付いた物があったので記事にしようと思いました。



キーワードは赤いガウン コップ つぼ押しグッズ



さて、なんのことでしょう?

正解は・・・

P506iC0016580974.jpg

赤いガウン。PTA仲間のお母さん達からいただきました。



『メッチャ明るいガン闘病記 リライフへの道』

P38の2行目に赤いガウンのお姉ちゃまって書いてあります。 



そのガウンです!オデコから包帯ぐるぐる巻きにナイトキャップ、そしてこのガウンで院内の喫茶店・『ジュノン』に入り浸り、病院中アチコチうちの母が出没してたってわけです。

そりゃあかなり目立ってたと思われますf(^^; 



次はコップ

36a3b818jpeg

これサンリオのキャラクターなんです。

ケロケロケロッピってご存知ですか?

最近はカエルと言ったらケロロ軍曹(アニメ)ですが、うちではド根性ガエルかケロッピです。



これはですね・・・母の個人ブログ『オバドル・ムーの言わせてチョ!』の2006年11月5日の「闘病中の私の戦友グッズ達へ」に登場してます。

読んだことない方はどうぞチェックしてください







最後のつぼ押しグッズ


P506iC0016712048.jpg




コチラは二つセットでいただきました。

本P61の7行目。

壬生先生(当時の私の習い事の先生)に頂いた物です。















これらはすべて今でも使っているもので、母曰く『戦友』たちです。

そしてきっとこれからも、一緒に戦ってくれるでしょう。

そんなことを思いながら実家で当時を想う娘なのでした。




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2007年06月25日

1996年へタイムスリップ(by著者)

うわ〜〜〜〜〜 可哀想な私見っけ・・・・・



1996年6月24日(月)曇り時々雨

ついにずーっと前から痛いと思っていた右手薬指が腫れて来てしまったので外科に行った。

手術と言ってもちょっと切るだけだが、麻酔もしないのでそのイテーのなんのって!

ガンの大手術には全然なかった痛みに泣きそう〜〜〜〜〜!



1996年6月25日(火)曇り一時雨

午後から晴れたけどジメジメ天気。大きな白いホー帯になったので、うまく字も書けない・・・ 





・・・・・って当時の手帳に書いてある



もう11年前の事だけどよーく思い出した。退院してまだ毎日三宿病院の耳鼻科に通っている頃、

ともかく体力も体中の免疫も落ちちゃってるもんだから、小さな傷が出来てもすぐ普通に常在

している細菌に負け、右手薬指の爪の横が膿んで腫れあがってしまったのだった。

この週は耳鼻科と外科がもう1つ増えて、午前中は毎日病院に入り浸り・・・・・

『リライフへの道』がまだまだ先の見えない遠い道のりだった頃のお話です。



でも時々こうして大変だった頃を思い出すことは絶対良いことですよ!

病気は思い出したくないけど、皆様に感謝する気持ちや必死に頑張ろうと思ったあの時の気持ちが

一緒に蘇って来ますからね! 





−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

この話、なんとなく覚えているけど細菌負けしてこんななってたんでしたっけ。

今ではすっかり細菌勝ち(?)するほどたくましくなって・・・。いや、いいんだけど・・・(BY娘)



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2007年06月11日

ノンスメル族について(by著者)

普段もう自分でも忘れてしまっているような、この『ノンスメル』と言う感覚。

こないだ久々にオバンフレンズで出かけそんな話になり、「ニオイが無いってどんな感じ?」ってことになった。

これは実に説明に困るんだけど、とにかく人間として大切な五感の中の1つな訳だから、「無くなりました!」じゃすまないはずなのに慣れとは恐ろしいもので、もうこの世にニオイがあることも忘れてしまった気がする。

もし今嗅覚が戻ったら嬉しいより先に、ぶったまげて落ち着かなくて暮らせないかもしれないね。でもリライフしたての頃、ニオイが無いということは味も無いっていう訳で、生まれた時からずーっと当たり前だった味がすべて消え失せた時、そのショックは大きかったね〜〜。



特に一人で食べてると何だかミョ〜に悲しくなって、涙ふきふき食べてたこともあったっけ・・・・・。

でもでもでも!!それから10年経ちました。そう、人間は悲しくも慣れてしまうのです!

今では私にだけしかわからない味覚があるんですよ!

濃い目の味付けでいろんな食材がごちゃまぜになってる中から、1つ1つの味を見分けるのはキビシイですが、単品を味わう物ならまかせなさい!って感じですかねぇ〜。って言ったってあくまで私にしかわからない味判定ですから、絶対皆様には伝わらないと思いますけど。



例えば・・・・・1996年1月25日の手術日以前、大嫌いだった『うに』が今はだ〜〜い好き!要するに生臭ささが嫌いだったんだけど、手術ですっぽり嗅覚がなくなってからはその生臭さを感じなくなり、何とも言えないまったりとした奥行きのある風情のある味・・・・・ブハハハハ!どう言っても言い表せそうも無いけど、とにかくそんな『ムーラン風味ワールド』がこの10年で出来上がった訳ですよ! 



さてさて聞くところによると、現代においては『ノンスメル族』の方も結構いらっしゃるとのこと。

是非お互いのノンスメルワールドを自慢しあってみたいものです。

どなたか堂々とでも、ひっそりとでも、ご連絡頂けると嬉しいですねぇ〜〜!! 



注)本日の記事は著者であり母であるムーランが担当致しました。

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posted by リライフ55 at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | リライフ/癌・闘病

2007年06月07日

がん医療の格差と強運

今日の記事は、母が朝テレビで『がん医療の格差』という特集を見て、思うところを書いてくれました。

番組をご覧になっていない方には少々分かりづらいところもあると思いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。(BY娘・レイナ)



ココから

考えてみれば、運に見放されたとしか言いようの無いとんでもないガンになったというのに、「あなたは運の強い人ですね!」ってどれ程言われたことかわからない。頂いた私の本の感想にもそのようなコメントをいくつか頂いている。



今朝8chの「がん医療の格差」と言う番組を見て、今までこういう観点で考えたことなかったなぁとしみじみ思った。私は東京生まれの東京育ち、ガンになってしまったので築地のがんセンターに入院した。それは歯が悪くなったので歯医者に行くって感覚の当たり前の事だと思ってた。しかも我家から40分位で行ける所にあった。本の中で同室だった方達の事をあれやこれやと書いていますが、今思えば皆さん地方からいらしていた方達も多く、だからお見舞いというと家族だってまるで小旅行みたいな一大イベントになっちゃう訳ですよね。



それに比べ、これも頂いた感想でとても多かった「毎日来てくれる優しいパパですね!」というコメントですが、実は本の中には書いてありませんがあの頃のパパの職場は銀座で、がんセンターには歩いて来れる距離だったのです!

今朝のTVを見ていて思った事は、もし私がどこか地方都市に住んでいたら本に書いたような医療を受け、そして今こうしてリライフしていただろうか・・・・・特に私のガンはがんセンターでも創立以来二人目で、手術例もない程珍しいガンだった訳だから、多分私の受けた大掛かりな手術方法でなければ、更にゴットハンド羽ちゃんじゃなければ・・・今こうして皆様にブログなんか書いてる私はいなかったでしょうね!



そう思うと今朝見た 全国にがん拠点病院を作って医療の格差を無くそう!という考えは大賛成だけど、どんな最先端の医療機具を揃えてもそれを扱える優秀な人がいなければ宝の持ち腐れってやつだし、ガンと闘っていたあの頃を考えると、どんなに素晴らしい医師でも一人ではダメな訳で、最高のチームで診てくれないと一人一人のガンをやっつけることは出来ないとつくづく思いますよ。

だからすべてのがん拠点病院を格差なく同レベルにするのは限りなく至難の業って気がしますねぇ。

 

こう考えてくると、私がこの医療の格差など考えることもなく最高レベルの治療を受けられたことに改めて感謝し、がんセンターが家からもパパの職場からも近かったことなど全部ひっくるめて「私は運の強い人!」ってことにしときましょうか!? 



しかしせっかく強運が手元にあるなら、宝くじとか何とか金運の方にも向いてくれるといいんだけどな〜

おーーっと!!本の186ページを見て下さい、「そう、普通がいい。地道がいい。」って書いてあるじゃありませんか!では皆様、せめて3日間位そういう気持ちを大切に致しましょう! 



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以上、母・ムーランより。

>実は本の中には書いてありませんがあの頃のパパの職場は銀座で、がんセンターには歩いて来れる距離だったのです!



そうそう、特に明記しておりませんでしたが、うちの父は無職だったわけではないです(笑)

昼休みとかを調整しながら毎日病院に通っていました。



>しかしせっかく強運が手元にあるなら、宝くじとか何とか金運の方にも向いてくれるといいんだけどな〜

おーーっと!!本の186ページを見て下さい、「そう、普通がいい。地道がいい。」って書いてあるじゃありませんか!では皆様、せめて3日間位そういう気持ちを大切に致しましょう!
 



いえ、3日と言わずもっと持ち続けていてください

あ、そういえば誕生日にあげた宝くじ、そろそろ抽選ダヨ!

3億円〜〜〜当たれ〜〜〜当たれ〜〜〜(←強欲なのは娘です)





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どうして真面目な話も最後は不真面目になるんでしょうか。きっと血筋のせいです、そうなんです。 
posted by リライフ55 at 21:24| Comment(3) | TrackBack(0) | リライフ/癌・闘病

2007年04月27日

タイムスリップしてみました

今日は著者ムーランがちょっとばかり当時に皆様をお連れします





昨日「神尾記念病院」へ定例の診察を受けに行って来ました。



勿論羽ちゃんこと、羽田達正先生の診察です。

手術後の先生の診察第1回目は、退院して10日目の1996年4月10日(水)でした。

それではここで当時使っていた手帳の中に、この記念すべき1回目の診察の時の事を書いたメモがありましたので、本邦初公開致します!



《久々のがんセンター!まぁ懐かしいー!と思えるほど一応普通人に戻ってた。外来のイスに座ってると約4ヶ月前、パパとこのイスに座っていた侘し〜い思い出が戻って来た。

羽ちゃんはまた外来の恐そうな先生風に見えたけど、78日間でお友達したあの可愛い笑顔もチラチラ見えたよ。結果は良好!

次回は5月8日。3Fの元の古巣見学、懐かしい看護婦さんやおじさん達、そして○○さんの可哀想な姿も見てしまった……》
とある。



う〜〜ん、そう言えばこんな情景思い出した・・・

まっこれだけ見ると1ヶ月に1度の診察なんだなと思われるでしょうけど、とーーーんでもない!

3月29日退院後は近くの三宿病院に、4月1日から何と7月半ばまでの月〜金の週5日、雨の日も風の日もひたすら通っていたのです!

そして更にその頃は鼻の中を、「超弱酸性水」と言うので朝昼晩洗わなきゃならなかったので、切らさないよう中位のポリタンク2つ(約1週間分)を三宿病院まで取りに行っていました。

そうそうこの運び屋もパパ登場でしたから、ここでもお世話になっていましたねぇ〜。 



そして10年・・・・・三宿病院、「超弱酸性水」は2年ほどで卒業し、羽ちゃんも1ヶ月が2ヶ月、3ヶ月に1回となり、先生が5年前に「神尾記念病院」に移られてからは、羽ちゃん追っかけの私はこちらの病院に行く事にし、今は4ヶ月に1度診察を受けています。普通のガンはもう10年も過ぎれば診察など受けてる人はほとんどいないようですが、私の場合場所が場所ですから二度と手術出来ませんしねぇ〜。

まず私もこの方が安心していられるし、ともかく羽根ちゃんがいらっしゃる限り追っかけをするつもりです!

と言う事で何が言いたいのかと言うと・・・・・



今「神尾記念病院」に行くと奥の本棚の向って左一番上の棚に私の本『メッチャ明るいガン闘病記・リライフへの道』が置かれています!



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証拠写真その1





















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証拠写真その2





現在「神尾記念病院」に通っていらっしゃる方、これから

行ってみようかなと思っていらっしゃる方がいらしたら、是非本棚を見てみて下さい。



大人しく置かれている『リライフへの道』ですが、本を読み終えたその瞬間からこんな日々が続いていた事をちょっと思い浮かべながら読んで頂くとまた一味違うかなと思い書いてみました。もし「見付けた!」と言う方がいらしたら是非是非リライフ掲示板にご一報を!! 



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はい、以上うちの母からでした。

証拠写真は母が診察受けに行った時に撮ってきたものです。



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posted by リライフ55 at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | リライフ/癌・闘病

2006年11月28日

主治医の羽田先生

※はじめてのご訪問の方は、カテゴリからリライフの説明をまずお読みくださいますようお願いします。


闘病日記を抜粋したら当時の主治医の先生が登場されたので(昨日の記事参照)、今日は母の命の恩人である羽田先生について少し書かせていただこうかと思います。


羽田(ハネダ)先生・・・ゴッドハンド羽ちゃん


でぇ〜!そういう呼び方していいんでしょうか、お母様!!Σ(・ω・ノ)ノ!



入院して最初のうちはきちんと「羽田先生」とお呼びしているのですが、いつからか気づいたら「羽ちゃん」という失礼極まりない愛称で日記に登場します。


注)あくまで母本人の日記中での表記であって、ご本人に「羽ちゃん」とは呼びかけておりません!!(・・・と思う。私の知る範囲ではね)


当時は普通の流れで羽田先生から羽ちゃんに変わっていくのですが、今読み返すと気がついたことがあると母が言ってました。なんだろう・・・?


この日記を世に出すことになった時点で羽田先生にもご一読願ったので、「羽ちゃん」と当時日記に書いてたことはすでにバレてます。

先生の読んだ感想→「いや、なかなか面白かったよ」(仮にも闘病記なのに、「面白かったよ」と主治医にコメントされるってのはどうなの〜?)


文中全ての登場人物が実際の名前で書かれているため、そういう方々の了承も取らなくてはならず、取れなかった方々(隣のベッドの○○さんみたいな、連絡先不明の方々)の記述はすべて仮名にしてあります。


羽田先生は現在は神尾記念病院の副院長をされており、国立がんセンターをお辞めになっています。


今も国立がんセンターに勤務されてる先生方もいらっしゃるのですが、国立ですから公務員なのでがんセンター広報の方から「個人名の明記は認められません」と言われてしまいました。

羽田先生も、今もそのままがんセンターに勤務されていたら仮名をつけなければならなかったんですよね。そうすると愛称も付け直さなくてはならず・・・。民間人になられていてよかった!!


今も母は定期的に診察を受けにその「羽ちゃん」の後を追いかけて神尾記念病院に通っています。いつも予約するんだけど、予約しても羽田先生は待たされるそうです。いや、さすがです。


ちなみに、本にはオビというものが付いていますよね。(写真参照)


363f9d3b.jpg




←この「君のガンは医療が半分、あなたの性格が半分で治ったんだよ」というのは、実は羽田先生の名言です。(ちょっと字が潰れてしまいましたが・・・)


 





こんな素晴らしいこと言ってくださる先生に診ていただけて、手術していただけて、だからこそこうやって本が出せるような今があるんですよね。


予想外にしんみりしてしまいました。

闘病記が発売して、もしお読みになる機会があったら、その後このページを再読してみてください。微妙なテンションの違いが浮き彫りになることと思われます・・・。


 


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2006年10月04日

母と癌のタイマン勝負

今日は10年前のガンについて書こうと思います。


が、あんまり書くと本の内容に触れるのでちょっとだけね〜♪


まずはどこにできたガンかという話ですが、これがまた素晴らしいところにできまして。




それが、顔のド真ん中ときたもんだ。




当時母だって今よりまだ若く(←なんか変な日本語、と思ったら今より年老いてるわけないよね)

仮にも女性の顔のド真ん中、鼻の奥って・・・。


私の記憶では、しょっちゅう鼻血出してた気がします。

なんだろう、なんか変だ、と言っていたら、ガンでした。


暗くなれない病の母も、実は最初から笑っていたわけではありません。

手術内容や後遺症など、受け入れられないことも数多くありました。





手術をすることが自分にとってベストであることはわかっている。

だけど、できることなら切りたくない。



誰しも思う通過点でしょう。


顔に傷ができるということだけではなく、母は手術をした日から嗅覚がありません。

鼻の腫瘍を取るということが、必ずしも嗅覚を失うということではないと思いますが、母のケースではそうなってしまうということを受け入れるのにも勇気が必要でした。


「悩んでてもしょーがないじゃん」驚くのは手術を決めた途端の切り替えの早さ。

(このあたりが早すぎて「変」とも言える)


手術内容もなかなかスプラッターで。


頭をガパーっと開けて場合によっちゃ鼻の横もパカーっと開けて云々。・・・SFXか特殊メイクか



全編ひたすら明るかったらたぶん本にならなかった。時々こぼす「病人の共通の感情」があってこそ、訴えたい「明るく前向きに」が生きてくるんじゃないかな?なぁんてね。


結局母はその「前向きさ」で手術に臨み、見事ガンを撃破

「ざま〜みろ」と威張り散らして今を生きています。


 

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